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染まる高瀬の森

今日は午前中、28日に引き続き、地元ホテルの企画ツアーのお客様のガイドで黒部湖へ行って来ました。
昨日は展望台も外階段も新展望広場も凍結のため立ち入り禁止だったのだけれど、今日は大丈夫でホッとしました(^o^)

気温も昨日より高く、空に雲が多かったのだけれど、そこそこのお天気で、立山をはじめとする山々の眺めを楽しんでいただくこともでき、ご満足いただけたと思います。

しかし、昨日のような風景写真を写すことはできなかったので、今日の写真は我が家へ帰る途中の高瀬の森の紅葉です。







ところで、話は変わりますが、市立大町山岳博物館の売店で、実に久しぶりに新田次郎の未読の小説を見つけて2冊買ってきたのだけれど、1973年に書かれた長編小説『雪の炎』を昨日読み終わりました。
その中で、日本人を母親に持つドイツ人の口を借りて、彼はこんなことを言っています。
「日本の企業の発展はすばらしいものです。しかし、それは自殺的な発展です。生産があれば廃棄物があることは当然です。廃棄物汚染による公害はやがて日本人を滅ぼすということは、計算上出来るはずです。それを知りながら、日本人は反省しません。対策を立てません。つまり日本人は死という土台の上に繁栄という家を作っています。(略)日本人の生命観ってなんでしょうか。日本人は生命をどのように考えているのでしょうか。死に対して恐れを抱いていないのでしょうか」

今から45年も前の彼から日本人への問いかけですが、重い問いかけですね。
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プロフィール

shikahiko

Author:shikahiko
長野県大町市の北アルプス山麓高瀬の森で、温泉付き貸別荘とカフェギャラリー ベルヴィルを営んでいます。
日本自然保護協会の自然観察指導員や大町市観光ボランティアの会、長野県自然保護レンジャーなどの活動に参加しています。

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