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第3回ガイド研修

今日は大町市観光協会主催の第3回ガイド研修で、テーマは「案内人とは何か? ~風景から物語をつむぐ」でした。
午前中は安曇野で案内人活動を通じて地域づくり・まちづくりを進めている、NPO法人安曇野ふるさとづくり応援団の高松伸幸さんが講師で座学。
案内人の心構え、「案内する対象」のとらえ方、案内を組み立てる、案内を実践する方法などを学びました。



案内人の心構えでは、常日頃感じていることだけれど、案内人の楽しみは、お客様が楽しむ姿を通じて初めて感じることのできることだということ。そしてその成果を地域づくりに活かしていくことが、真の目的だということです。
割とありがちなのだけれど決してしてはいけないことの一つが、お客様の反応を見ることもせず、自己満足的に自分の知識を垂れ流し、押し付けることですね。
「案内する対象」を「見える風景」「見えない風景」そして「見えていない風景」と分類し、実際に見ることのできる山や町屋、道路や水路の高低差、宿場町の佇まい。実際には見ることのできないその土地の持つ文化や歴史、時空の流れ、構造物の背景、特有の慣習。そして、その人個人の意識や感心によってしか気づくことのできない「見えていない風景」。これはガイドをした人なら必ず経験のあることなのだけれど、よくそんなものに気が付いたな!!!ってものにお客様が気付き、「これなんですか?」って聞かれて絶句し、「さて・・・何なんですかね・・・???」って答えるしかないことって、案外多いのですね(^^;。それを後日調べて、次のご案内の時にあたかも「私は何でも知っている^^」みたいにご説明したり・・・ってことも、結構あるのです(^^A





午後は、実際に大町中心市街地の地図や同じ当たりの1947年の航空写真、同1933年の地図や地形図を持って市街地散策です。
地酒「金襴黒部」の市野屋商店さんでは、町家造りの敷地内をご案内頂いたり、同じ町家造りの「わちがい」さんでは現在開催中の草木染展を見せて頂いたりしながら、メッチャ昭和の雰囲気の残る大町名店街や細い路地を巡り、所々地上に出ては暗渠に姿を消す水路の水音を聞いたりしながら、それぞれにこの道の案内をどう組み立てるか考え、再び会場に戻って参加者がどうおガイドするかを発表。講師が今日の全体をまとめ、7時間にわたる研修を修了したのでした。

常日頃やっていることではあるのだけれど、頭の中を整理する意味でも、こういう講座を時々受講することって、とっても重要なことですね(^^♪
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プロフィール

shikahiko

Author:shikahiko
長野県大町市の北アルプス山麓高瀬の森で、温泉付き貸別荘とカフェギャラリー ベルヴィルを営んでいます。
日本自然保護協会の自然観察指導員や大町市観光ボランティアの会、長野県自然保護レンジャーなどの活動に参加しています。

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