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鷹狩山のエゴノキ

鷹狩山のエゴノキが今年も見ごろを迎えています。






雑木林に多いエゴノキ科の落葉高木で、庭木や公園樹としても植えられています。

学名Styrax japonica。Styraxはエゴノキ属のことで、ギリシャ語の安息香を意味するstoraxが語源。この属の植物が安息香を産出することからです。japonicaはそのまんま日本のという意味です。
和名の由来は果実に「えぐい味」があることからえぐい→えごい→エゴノキと変化したようです。
別名チシャノキ、ロクロギ、セッケンノキ

見かけによらず果皮が含むサポニンは魚毒性があることから、果実をすりつぶして川に流し、浮いてくる魚を獲ったようです。
また、サポニンは界面活性作用があることから、若い果皮を石けんとして使ったと言われ、これが別名セッケンノキの由来です。
花言葉「壮大」

古名はチサ(知左)、チサノキ(知左乃木)、イチシ(壱師)で、柿本人麻呂が万葉集巻11 2469で
山萵苣(やまぢさ)の 白露しげ(重)みうらぶれて 心も深く我が恋止(や)まず
と詠んでいますし、大伴宿禰家持が越中国守時代に長歌で、部下が越中の女性と浮気したことを諌め、都の妻子の愛らしさを例える花として、万葉集巻18 4106で、
ちさ(知左)の花 咲ける盛りに は(愛)しきよし その妻の児と 朝夕(あさよひ)に 笑みみ笑まずも うち嘆き 語りけまくは 永遠(とこしへ)に

と詠っています。

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プロフィール

shikahiko

Author:shikahiko
長野県大町市の北アルプス山麓高瀬の森で、温泉付き貸別荘とカフェギャラリー ベルヴィルを営んでいます。
日本自然保護協会の自然観察指導員や大町市観光ボランティアの会、長野県自然保護レンジャーなどの活動に参加しています。

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