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氷河のある町♡

今年1月に、大町市の鹿島槍ヶ岳(2889m)北壁直下にあるカクネ里雪渓の氷体(氷の塊)が氷河だと認定されました。
この氷体は厚さ30メートル以上、長さ約800m、幅約280mに及び、1年間に約1.8~2.6m流動していると言います。



現在このカクネ里氷河を含め、日本には6か所の氷河が確認され、その全てが剣岳、立山、鹿島槍ヶ岳の、ごく限られた一帯にあり、「北アルプス(飛騨山脈)北部氷河群」を形成しています(僕が勝手に命名^^;)。

これは、この地域が世界的に見ても特異な気象環境にあり、多雪地帯であることによっているそうです。
現在の研究によると、シベリア高気圧の冷たく乾いた空気団が冬に日本海を渡って日本に到達する際に大量の水蒸気を吸い上げ、北アルプスにぶつかることによって大量の雪を降らせ、夏に比較的温暖であることから水分を含み、雪から氷になりやすいということのようです。

そしてカクネ里氷河は、五竜遠見尾根や黒沢尾根などから眺めることができ、天気さえ良ければ、小学生以上で軽いトレッキング経験のある人なら、他の立山連峰の氷河に比べて比較的容易に遠望可能な氷河であることが大きな魅力です♡

今日の午後、そのカクネ里氷河を調査した「鹿島槍ヶ岳カクネ里雪渓(氷河)学術調査団」団員が一堂に会する最後のシンポジウムと、カクネ里氷河と大町の未来を語る初めてのディスカッションが大町市内で行われました。





この世界的にも貴重な自然環境を守りながら、どう多くの皆さんにその魅力を発信していくのか・・・大いに考えていきたいと思います。

手始めに、五竜遠見尾根からカクネ里氷河を皆さんと一緒に遠望する機会を作りたいですね(^^♪
また、もう少し健脚な皆さんと、爺が岳から剣、立山の氷河を眺めるのも良いっすね♡
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プロフィール

shikahiko

Author:shikahiko
長野県大町市の北アルプス山麓高瀬の森で、温泉付き貸別荘とカフェギャラリー ベルヴィルを営んでいます。
日本自然保護協会の自然観察指導員や大町市観光ボランティアの会、長野県自然保護レンジャーなどの活動に参加しています。

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