FC2ブログ

オキナグサの旅立ち

高瀬川原のオキナグサの旅たちの準備が整い、和名の由来となった白髪のような羽毛の塊に似た実になっていました。

195111.jpg

195112.jpg

195113.jpg


このオキナグサ、岩手県地方では「うずのしゅげ」と呼びますが、宮沢賢治の童話『おきなぐさ』に書かれている雰囲気そのままですね。

うずのしゅげはアネモネの花の従兄、君影草やかたくりの花のともだち、このうずのしゅげを嫌いなものはありません。アリにはうずのしゅげが黒く見える時も真っ赤に燃え上がって見えるときもあり、うずのしゅげが大好きです。山男も、うずのしゅげの花が風にかすかにゆれるのにみとれます。
あるとき、2本のうずのしゅげが雲や風の変化、周りの風景の変化に見惚れて話し合っていると、ひばりが風に流されて2人のそばに降りて来ました。そのひばりに「僕達も一ぺん飛びたいなあ」と言うとヒバリは「飛べるどこじゃない。もう2カ月お待ちなさい。いやでも飛ばなくちゃなりません」と言いました。2ヶ月後、うずのしゅげの花はすっかり銀毛の房に変わっていました。そしてちょうど星が砕けて散るときのように、からだがばらばらになって一本ずつの銀毛はまっしろに光り、羽虫のように北の方へ飛んで行きました。
二つのうずのしゅげの小さな魂は、変光星になったと思います。なぜなら変光星はある時は黒くて天文台からも見えず、あるときは蟻が言ったように赤く光って見えるからです。

今日も午前中ソーセージの腸詰め作業。これで当分大丈夫でしょう(^^♪
スポンサーサイト



コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

ほおけたオキナグサ

関西さんこんにちわ(^^♪

面白い植物ですよね。タンポポの風邪に載って飛んでいくけれど、その後は小さな坊主になっちゃう。でもオキナグサはピンクっぽい光沢のある毛が残って、綺麗ですよね♡

こんばんは

花も 子孫を残すために ふわふわと 飛んで 子孫を残し 花を咲かすのですね すごいです 初めて見ました おおきに
プロフィール

shikahiko

Author:shikahiko
長野県大町市の北アルプス山麓高瀬の森で、温泉付き貸別荘とカフェギャラリー ベルヴィルを営んでいます。
日本自然保護協会の自然観察指導員や大町市観光ボランティアの会、長野県自然保護レンジャーなどの活動に参加しています。

カテゴリ
最新記事
最新コメント
リンク
検索フォーム
月別アーカイブ
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR