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秋蕎麦の花と野仏様

今日は午前中、ご連泊のお客様を松本駅までお送りしがてら買い物をし、帰りに仏崎の野仏の道に立ち寄って来ました。
思った通り秋蕎麦の花が満開でした(^^♪

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夏蕎麦の花の時にも書きましたが、お浚いです。
「蕎麦」と書く、ご存じタデ科の1年草です。
学名Fagopyrum esculentum。
Fagopyrumはソバ属のことで、ラテン名でブナを意味するFagusと、ギリシャ名で小麦、穀物を意味するpyrosの合成語で、三つの角を持つ実がブナの実に似ていることからだそうです。
Esculentumは、食用になる、という意味です。

中央アジア原産で、日本へは縄文時代より前に渡来しました。

和名の由来は、稜(そぱ=角)のある麦から「そば」になったといわれ、「蕎麦」の字は漢名からだそういです。

種を蒔いて2カ月ほどで収穫できるので、初夏に蒔いて夏に収穫する「夏蕎麦」と、夏に蒔いて秋に収穫する「秋蕎麦」があります。

蕎麦の若い葉っぱをサラダにしても美味しいですね♪

松尾芭蕉が、こんな俳句を詠んでいます。
蕎麦はまだ 花でもてなす 山路かな

また、天草の隠れキリシタンの伝説に、こんなお話もあります。

キリスト教が禁じられていた頃のある晴れた秋の日、天草の畑で老夫婦がソバの種を蒔いていました。すると数人のキリシタンがやってきて「役人に追われているので、ここを通ったことを教えないでください」と頼みました。キリシタンたちは老夫婦の畑を通って崖の下にある洞窟に隠れるつもりでした。
老夫婦がソバの種を蒔き続けていると、まもなく役人たちがやってきました。役人たちは老夫婦にキリシタンが通ったかどうか尋ねました。老夫婦は何も悪い事をしていないキリシタンたちを助けてあげたいと思いましたが、畑の中にたくさん残っている足跡のことを考えて本当のことを言いました。「私たちがソバの種を蒔いている時に通りました」
役人たちは、「もうソバの花が咲いているではないか。今頃はもう遠くに逃げてしまったに違いない」と言って、引き上げていきました。不思議に思った老夫婦が畑を振り返ると、そこにはキリシタンたちの足跡はなく、畑一面にソバの花が咲いていました。
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プロフィール

shikahiko

Author:shikahiko
長野県大町市の北アルプス山麓高瀬の森で、温泉付き貸別荘とカフェギャラリー ベルヴィルを営んでいます。
日本自然保護協会の自然観察指導員や大町市観光ボランティアの会、長野県自然保護レンジャーなどの活動に参加しています。

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