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居矢里湿原のウスバサイシン

昨日から大型連休の後半戦に入り、例年だと、5月3日から5日まで、1日2回、大町市文化財センター主催の 県天然記念物 居谷里湿原自然観察会が行われるのですが、今年は中止です(;_;)
この時期からの居矢里湿原は、様々な花が競い合うように咲き誇り、9月上旬まで、様々な花を楽しむことができます💛

今は、ウスバサイシンが見頃です(^^♪

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「薄葉細辛」と書く、北海道、本州、四国、九州北部と中国に分布し、山地のやや湿った林下に自生するウマノスズクサ科の多年草です。

学名Asarum sieboldii。
Asarumはカンアオイ属のことで、ギリシャ語の「無」を意味する「a」と、「装飾」を意味する「saroein」の合成語で、花が半ば地下に埋もれるようにして開花することからです。また、「枝を持たぬ」という意味の「asaron」が語源で、根茎が分岐しないからとの説もあるようです。
sieboldiiは、「シーボルトの」という意味です。
なお、植物分類表によると、カンアオイ属(広義)にはフタバアオイ属とウスバサイシン属(Asiasarum)が含まれていると書かれているので、狭義ではウスバサイシン属と言ってしまっても良いのかも(^^;
しかしこの「Asiasarum」は、植物学ラテン語辞典によると「オクエゾサイシン属」と書かれており、「アジア」を意味する「asia」と「カンアオイ属」を意味する「Asarum」の合成語だというのだから、結局は「カンアオイ属」に行き着くということなのでしょうか。
よく判りません。調べれば調べるほど難しくなります(--;

この植物は、国際自然保護連合の準絶滅危惧種の指定を受けているヒメギフチョウの幼虫の食草としても知られています。

根にメチルオイゲノール、サフロール、アルファ・ピネン、シネオールなどの芳香成分のある精油類があり、感冒、気管支炎、気管支ゼンソクなどに薬効があるようです。

花言葉「勇気」「追憶」
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プロフィール

shikahiko

Author:shikahiko
長野県大町市の北アルプス山麓高瀬の森で、温泉付き貸別荘とカフェギャラリー ベルヴィルを営んでいます。
日本自然保護協会の自然観察指導員や大町市観光ボランティアの会、長野県自然保護レンジャーなどの活動に参加しています。

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